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主要国の国債格付けと2つの格付け方法(依頼格付けと勝手格付け)

公開日: : 制度・規制・法律・金融政策

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は「格付け」について。

主要国の国債格付けと2つの格付け方法(依頼格付けと勝手格付け)1(出典:DW)

TV番組でやってるような「芸能人格付けランキング」で「格付け」という言葉については馴染みがあると思いますが、資産運用(債券投資)をする際に個人投資家も気にしておくべき「格付け」があります。それは日本を始め世界各国の国債や企業が発行する社債などにも付与されている格付けです。

また、例えば海外積立投資でハイ・イールド債券などを積立投資している投資家も多いので、そういう投資家は今回ここで「格付け」について学んでおいてください。

格付けとは?

そもそも、債券の格付け制度とは「発行される債券について、利子支払と元本償還の確実性を第三者(格付け会社)が評価し、投資家に情報を届ける」というものです。つまり、その債券がどのくらい安全性が高い(デフォルトリスクが低い)のかの評価=格付けと考えると分かりやすいです。

ただ、それでも格付けが全てではない(真に信頼に値するとは限らない)という事実を2008年の金融危機(リーマン・ショック時)で露わになってしまいましたが、それでも尚、グローバルマーケットにおいて「格付け」は発行体に対する1つの信用指標です。

各格付け会社の格付け一覧がこちら

主要国の国債格付け一覧と2つの格付け方法(依頼格付けと勝手格付け)

依頼格付けと勝手格付け

格付け会社(民間企業)が付与する格付けですが、大きく2つに分かれます。

まず、依頼格付け

債券の発行企業が格付機関に格付けを依頼し、格付け手数料を払って格付けしてもらう場合です。

一方の、勝手格付け

発行体企業から依頼されていないのに、格付け機関が勝手に格付けを行う場合です。

こちらでは格付け手数料を取らずに格付けをするので、依頼格付よりも格付けが厳しくなったり、厳しい格付けをされたくなければという理由でしょうか、有料の格付け依頼を強要する手段として用いられる可能性があります(真に公正性があるのか?は投資家自身の自己責任に基づく判断になるということ)。

ちなみに、国債の格付けは「勝手格付け」なので、各格付け会社の判断によってマチマチの信用格付けが付与されています。

主要国の格付け(2016年2月時点)

ドイツ:AAA(Moody’s、S&P、Fitch)
ルクセンブルグ:AAA(同上)
オランダ:AAA(同上)
オーストラリア:AAA(同上)
スイス:AAA(同上)
・・・
米国:Aaa(Moody’s)、AA+(S&P)、AAA(Fitch)
英国:Aa1(Moody’s)、AAA(S&P)、AA+(Fitch)
中国:Aa3(Moody’s)、AA−(S&P)、A+(Fitch)
日本:A1(Moody’s)、A+(S&P)、A(Fitch)
メキシコ:A3(Moody’s)、BBB+(S&P)、BBB+(Fitch)
スペイン:Baa2(Moody’s)、BBB+(S&P)、BBB+(Fitch)
・・・・
トルコ:Baa3(Moody’s)、BB+(S&P)、BBB−(Fitch)
ブラジル:Baa3(Moody’s)、BB+(S&P)、BB+(Fitch)
・・・・
ギリシャ:Caa3(Moody’s)、B−(S&P)、CCC(Fitch)
アルゼンチン:Caa1(Moody’s)、SD(S&P)、RD(Fitch)

※各格付けの意味

Aaa/AAA:信用リスクが最小限(信用力が最大)
Aa/AA:信用リスクが極めて低い(信用力大)
A/A:信用リスクが低い(信用力あり)
Baa/BBB:信用リスクは中程度(信用力中程度)※(Baa3/BBB-)までが一般的に「投資適格級」
Ba/BB:相当の信用リスク※(Ba1/BB+)以下は「投機的格級(投資不適格級)」「ジャンク級」
B/B:信用リスクが高い
Caa/CCC:信用リスクが極めて高い
SD/RD:選択的デフォルト・一部債務不履行
D:債務不履行

日本国債の格付けについて

日本国債の格下げが2015年9月に突如発表されましたが、客観的に見て日本国債は格下げ方向で推移してきているのは間違いありません。また理由は様々ありますが、先々への悲観論が多いのは事実です。

※格付け会社S&Pが日本国債をA+へ格下げした意味は「今後の増税+社会保障(年金)カット」〜老後への備えをいち早く〜/財政問題

日本国債がいきなりデフォルトなんてことは想定しがたいですが、急激な金利上昇リスクやトリプル安(株式、為替、債券安=金利上昇)が最も生じて欲しくないことです。

ただそれでも、マーケットは時として「非合理的な動き」や「予想だにしない動き」になるのは歴史を振り返っても分かるように、それらを抑える為に最終的には何らかの形で国民の資金(国民の資産)から充当するというシナリオは想定しておく方が良いでしょう。

※貯蓄税とは?〜もし私が政治家であったなら「貯蓄税」を導入する〜 / 制度・規制・法律・金融政策

(カバー写真:DW)



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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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