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2015年11月末時点、日米ヘッジファンド(オフショアファンド)リターン比較

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は年末にも差し掛かっているので、2015年の日米のヘッジファンド(オフショアファンド)リターン比較をしてみようと思います。

『そもそもヘッジファンド(オフショアファンド)って何?』

という個人投資家はまずこちらから入門書(マニュアル)をダウンロードして一読してください。

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それでは、百聞は一見にしかず、パフォーマンス推移から確認します。

日米ヘッジファンド、パフォーマンスの違い

日本で販売されている(日本人様にアレンジされている、二番煎じの投資信託的な)ヘッジファンドの2015年の1年間パフォーマンスがこちら

1位:国際 オルタナティブ戦略QTX(円NH)分配 :11.58%
2位:マネックス・フルトン・チャイナ・フォーカス(愛称:チャイナフォーカス):10.90%
3位:国際 オルタナティブ戦略QTX(円NH)成長:10.62%
4位:ノムラ・グローバルトレンド(アジア)年2回:9.08%
5位:ノムラ・グローバルトレンド(アジア)毎月:8.70%
6位:ブラックロック 世界株式絶対収益追求F(H無):7.08%
7位:サイエンティフィック・エクイティF(愛称:ザ・アメリカズ・ロングショート):7.00%
8位:国際 オルタナティブ戦略QTX(円H)成長:6.28%
9位:アジアファンド・オブ・ファンズ連動型投信 (愛称:アジアフォーカス):5.94%
10位:GS グローバルマーケットストラテジー年1回:5.80%

上3つに関しては二桁台のリターンを確保できているのでまずまずのリターン数値です。

一方、それ以下のファンドに関しては1桁台に甘んじているのでヘッジファンド運用としては残念な結果と言わざるを得ません。これが日本の「ヘッジファンド」の限界といえばその通りですが・・・。

米国ヘッジファンドのパフォーマンスがこちら

2015年11月末時点、日米ヘッジファンド(オフショアファンド)リターン比較1(出典:Bloomberg)

BlackRockグループのヘッジファンドが年間リターンで23%をあげて第一位を獲得しています。次いでLansdowneの16.2%、そしてCitadelが12.6%です。

毎年10%を超えるリターンを叩き出すヘッジファンド(オフショアファンド)は数多くあるのはグローバルな投資では「当然」ですが、2015年は2011年と比較しても厳しい1年となりました。

ヘッジファンド業界全体としては、2015年は12月まで米国利上げが決まらなかった、結果、年間を通してマーケットではボラティリティ(上下のブレ幅)が低く、全般的に「儲け時」が乏しかったというのが業界でのコンセンサスとなっています。

また、1月のスイスショックから始まり、夏前のギリシャデフォルト危機、夏以降の中国ショックや原油安など急激なマーケット変動によって、それぞれのヘッジファンドが抱えるポジション修正が困難でマイナスを叩き出すファンドも数多くありました。

特に通貨取引を積極的に行うヘッジファンドでは急激な為替変動に追いつけずに清算せざるを得ないファンドも数多くありマクロ戦略のヘッジファンドにはアゲインストな風が吹いていました。

特に欧州系第3位としても有名なブルークレストは顧客からの資金を全額返金する手続きに入るという通知を出したことは記憶に新しく、2015年のヘッジファンド業界を象徴するような出来事だったと思います。

日本のヘッジファンド(もどき)とオフショアファンド(ヘッジファンド)の違いは?

まず、日本のヘッジファンド(もどき)は、

・ファンド会社の名前は同じでも、海外のオリジナルファンドとは異なる為、オフショアファンドの二番煎じでしかない

・せいぜい二桁を超える程度のリターン

・日本円での投資

・外国人(日本人以外)は誰も投資していない

・毎月分配型など、証券マンが販売し易いように(マーケティングし易いように)完全に日本人用にアレンジされた上、パフォーマンスが落ちる

などが挙げられます。

一方、本来のオフショアファンド(ヘッジファンド)は、

・USDを中心とする多様な通貨で投資するのが当たり前

・年間リターンが2桁リターンは当たり前

・マーケット(株式や債券)との相関性が低い

・超富裕層(ファミリーオフィス)、米年金基金やハーバード大学など大学基金など減らしていけない資産の運用ポートフォリオの一部、多様な国の投資家がいる

・オフショアに登記され、ファンドマネージャー自らの資金も入れて運用しているオリジナルヘッジファンドなので、当然他の投資家の為に絶対収益を目指して運用される

などが挙げられます。

これはオフショア投資入門書(マニュアル)でも記載している通りですが、日本で言うヘッジファンドや投資信託は、明らかにオフショアファンドと違います。

ちなみに、1年前、2014年のオフショアファンド(≠米国のヘッジファンド)のリターン推移がこちら。

 

2015年11月末時点、日米ヘッジファンド(オフショアファンド)リターン比較4

(出典:Barron’s)

年間リターン20%3年間の累積リターンで40%越えは当たり前なのがオフショアファンドです。

日本の「見せかけ」ハイリスクハイリターンな毎月分配型投資信託(ミューチャル・ファンド)とはパフォーマンスは決定的に違いますし、グローバル視点で資産運用をしている個人投資家は当然のように投資しているのがオフショアファンド(ヘッジファンド)です。

同じ運用期間において、通貨分散、資産分散、リスク分散をしながらいかに優れたパフォーマンスを上げて費用対効果を高めていくかについて、年末なので2016年以降の資産運用方針を考える上で今一度考え直してみましょう。



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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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