K2 Partners 事業リスク対策保険

知らない事や経験した事ない事の否定は簡単ゆえに常識は非常識。だからこそオープンマインドでいる事の重要性。

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は資産運用に共通するのは「知らない=経験したことがない=多様性を排除する、認めない、挑戦しない」というのは、クローズド(閉じた)なマインドになるのでは?という内容です。クローズドマインドになることで結果「一般的な情報のみに流され本来取ったほうが良い見聞きしたことが無い情報を見逃すこと」に繋がるということです。

犬を食べる習慣

Screen Shot 2015-06-24 at 00.47.36(出典:BBC News)

予め誤解の無いように言うと、私自身は犬大好き派です。「絶対に犬を食べたくもないし、勧めれれても絶対食べないし、なんてことをと思うし、可哀想に感じるし、あり得ない」と思っています。が、これはあくまで私の私的な感情論に他なりません。ただ、よくよく冷静に考えてみると、私は、牛、豚、鳥、羊、馬、鯨、魚、カエル(先日初めて食べました)など様々な生き物を食べています。それは食習慣としてそうなっていて、元を辿れば食べているものは犬と同様に生物です。

翻って今回、中国のとある地方で「犬肉祭り」があったそうです。様々な国際的なメディアが伝えていますが、それは歴史的に見て彼らの食習慣であって、私たちが普段口にしている牛や豚などとどう違うのか?という印象を受けています。(改めて断ると個人的には全く犬を食べたいとは思わないです。)つまり単に批判するのは「知らない=自分とは異物」を感情的に否定しているだけでネガティブしか生まれないのでは?との考えに至っています。(個人的には感情論的に完全にアウトです!道徳的にもアウトです。)

徳川綱吉からすれば感情的に「なんだと!!!!!!!」と怒り狂うに違いありません。

虫を食べる習慣

少し話を拡大させます。
周知の通り世界的には70億人時代突破か?と言われているように、世界的には人口は増加傾向にあります。(日本人は完全に少子高齢化社会なので相対的に考えると全世界の2%未満程度の国民でしかありません)そうした中で「食糧不足危機」が叫ばれる時代がそろそろ来るのではないか?とも言われています。(実際、実は農業生産性効率UPや備蓄で何とかなる、人口数をコントロールするなど陰謀説などなど、様々あり人口増加=食料不足危機には直結しないという見方もありますが。)

それらに目を付けている、昆虫ファーム事業がアメリカで始まっているのはご存知でしょうか?(他にも数社あります)

Screen Shot 2015-06-24 at 00.37.01(出典:Big Cricket Farms HP)

アジア諸国や他の国の中には既に昆虫を食べる習慣がある国や地域がありますが、仮に人口増加と食糧危機が繋がるのであれば、この流れは徐々に世界的に広がって行くと思います。Big Cricket Farmsはアメリカの会社で、彼らの製品はCricket =コオロギです。今後、冷凍コオロギと乾燥コオロギが商品化されてマーケットに出回るようです。栄養価としては牛肉のタンパク質の3倍、脂肪分は半分ということのようです。これを見て「オイオイ!誰がコオロギたべるねん!それなら牛肉食べるわ!」と思う人が多いでしょう。が、今後何年先か分かりませんが、仮に食糧危機などが起こると世界の食卓にはコオロギや他の昆虫が当然のように並ぶかも知れません。つまり、食の習慣が変化するということです。

今は「オイオイ」でも今後は「うん、うん当然」となる可能性は多いにあるということです。知らない=経験したことがない=拒否は実に簡単ですがクローズドマインドになってしまいます。

当然は当然でなく、時代の変化に沿ってまた個人の考え方によって取捨選択できる

「今」考えると「当然なこと」が、「当時」は「なんてことだ」というのは、往々にしてあります。結局今あるのは今の「常識」や「感情論」であり、それらは見事に覆され変化し続ける、過去そういう歴史だったと思います。つまり、常識は実に非常識であって、単に感情論的に「知らない=異質(経験したことがない)だから排除する=否定する」に過ぎない訳です。だからこそ、何事に対してもオープンマインドである方が違いを認識し、多様性を容易に受け入れられるのではないでしょうか

クローズドマインドの人の資産運用

このような食に限らず、資産運用も同様だと思っています。「知らない=分からない、聞いたことがない=異質」と連鎖的に拒否するクローズドマインドの人の資産運用では「捉えないといけない真の情報」や「知っておいて絶対に損じゃないこと」を寄せ付けない傾向にあります。そして「分かりやすい誰でも知っていて何の差別化も無い一般化された運用方法や情報」しか得ないで満足しているという状態です。(ただ、逆にむしろ不満が溜まっている。)知らない、分からない、単にそれだけで自分をクローズ(閉じて)してしまうのは実に機会損失だなと常々感じています。情報を取り、経験した上で取捨選択をした方がいくらかポジティブになっていくのですが・・・。

犬やコオロギから始まり資産運用にも繋がるという無茶苦茶な感がありますが、結局芯に通じるものはオープンマインドであること。そうすればポジティブな情報や流れを受け止められる可能性が高まるということです。

追記:
それにしても・・・犬を食べるのはホンマに自分との価値観が合わないなと感情的に思います。



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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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