プレミアム・ファンズ シュローダー日本株式ファンド(米ドル建て)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
国内ファンド解説
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回は2014年4月から運用が開始され、SMBC日興証券から販売されている『プレミアム・ファンズ シュローダー日本株式ファンド(米ドル建て)』のファンド情報です。
ファンドのポイントとしては、下記3点。
・米ドル建て
・大型、中小型銘柄まで幅広く投資対象
・ベンチマークは米ドルヘッジのTOPIX
現状のパフォーマンス推移がこちら
【純資産価格(基準価額)】:USD 11.71 (11/7時点)
【純資産総額】 :USD216.1百万米ドル
日本の株価は上昇しているので(年初来高値)このファンドも順調に推移しているということですね。パフォーマンスとしては約15%のリターンです(7か月運用)。このファンドの特徴の1つである、米ドル建てというのは日本の投資信託としては珍しく、通貨分散の1つとして良いです。
ただ、米ドルで運用する場合には、世界には良いパフォーマンスを上げている数多くのオフショアファンドで運用できるので、外貨運用とは言え敢て特にこのような日本株式ファンドを米ドル建て運用する必要はあまり感じられません。
このファンドの上位組入銘柄です。
販売会社のSMBC日興証券のグループである三井住友銀行(三井住フィナンシャルグループ)の組入比率が最も高いという点に目が行きますね。他の銘柄にせよ大型銘柄ばかりです。
ファンドのベンチマークは米ドル建てTOPIXなので、そのパフォーマンスよりよければこのファンドに投資する意味はありますが、現状、日本株式全体に関しては実体経済の強さ(一部輸出関連の企業を除き)が伴わないまま金融緩和のみで株価が押し上げられているので、今後逆回転を始めると、ネガティブに働く可能性が大きいでしょう。
日本の株式市場の場合、中長期投資ではなく、単に投機的に株価が上がる下がるのギャンブル(人気投票)のようなものですので、このようなファンドにせよ個別銘柄にせよハイリスク・ハイリターンになりやすいです。数年前には日経平均株価が8,000円台を付けましたが、その時に投資できない個人投資家が多いにも関わらず、なぜかこのように上昇してくるタイミングで投資をしようとする傾向にあるので、高値掴みにならないように気をつけましょう。
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