SMBC世界優先証券ファンド 201409

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は現在（9/16~29）、三井住友銀行から当初新規募集販売されている『SMBC世界優先証券ファンド 201409』の情報です。

　三井住友銀行のみならず各金融機関の9月のテーマは「優先証券（ハイブリッド証券、劣後債）」や「バンクローン」なのでしょうか？様々な金融機関から相次いでこれらのファンドが新規設定、販売されています。

このファンドの特徴は大きく2つです。

・先進国（主要金融機関など）のBBB格相当以上の優先証券への投資
・約3年半（2018年3月26日）までの運用期間

「優先証券は何？」という事ですが、乱暴に言えば「株式」と「債券」の間の性質を持つ金融商品というイメージです。分かり易いイメージがこちら。

　企業（このファンドの場合、金融機関）が破綻した場合、投資家や債権者に対して資金が弁済されます。その順番というのが法的に決まっていて、この優先証券というのは劣後債などと同様にハイブリッド証券と呼ばれたりしています。この優先証券は法的な弁済順位が低く、繰り上げ償還を延期するリスクがあるので普通社債などより利回りが高くなります。

　ハイイールド債券ファンドなどに投資している投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家は多いと思います。中長期的には伸びているこのようなハイリスク・ハイリターンな資産ほどこのようなミューチャルファンド（投資信託）ではなく、ドルコスト平均法を活用した海外積立投資で投資したい資産の1つです。また、優先証券やハイイールド債券と名前は違えど、相関性がある資産へ投資するのは分散に繋がらないので注意しましょう。

このファンドの具体的なポートフォリオがこちら。

　流行りに注意して自身のポートフォリオにふさわしいかどうかという点を考えた上で投資判断をしたいものです。ポートフォリオに入れて良いか分からないという場合には、下記からいつでもご相談下さい。

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