北欧ハイイールド債券オープン（愛称：ホイレンテ・オープン）為替ヘッジあり・なし・プレミアム

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回はみずほ証券より現在（8/11~9/5）、新規募集販売されます『北欧ハイイールド債券オープン（愛称：ホイレンテ・オープン）為替ヘッジあり・なし・プレミアム』の情報です。

ファンドの特徴から確認します。

1.）北欧（ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド）のハイ・イールドへの投資

2.）為替ヘッジあり/なし/プレミアムの3コースから選択

3.）年4回決算

北欧への投資は日本で珍しい部類です。

それぞれを確認します。

1.）北欧（ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド）のハイ・イールドへの投資

北欧経済は相対的に堅調に推移しており、上記4カ国は財務状況も良い国々です。

　「欧州圏（EU）」とひとまとめにしても、経済格差があるのを改めてこちらで確認できます。有名なヘッジファンド（オフショアファンド）を率いていたジョージ・ソロス氏も指摘しているように、EU圏は根本的な問題を先送りにしているので、また先々にギリシャのような財務問題が表面化する可能性がある、という認識は必要かと思います。

　北欧ハイ・イールド債券は、変動金利で発行されているものが多く、債券価格の変動が相対的に小さいという特徴があるようです。この点は米国ハイ・イールド債券などと若干異なる点です。

金利と債券価格の変動についてがこちら。

2.）為替ヘッジあり/なし/プレミアムの3コースから選択

各コースでスイッチングができます。それぞれの違いがこちら。

オプションを使った「プレミアム戦略」は、最近各証券会社から増えてきた戦力の1つです。

ポートフォリオがこちら

　114銘柄中、平均格付がBとやや低いですが、平均残存年数が3年未満と短期で、また平均デュレーション（金利変動における債券単価の金利感応を計る指標の1つ）が0.8年と金利リスクを低く抑えています。

新規設定ファンドなので未知数部分が大きいものの、オフショアファンドと違って日本では比較的珍しい部類のファンドかと思います。

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