クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク 2018年6月20日満期 豪ドル建社債（グリーンボンド）

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

債券（国債、社債）で金利を取る運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回はCitibank銀行から現在（6/23~7/2）に新規募集販売されている『クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク 2018年6月20日満期 豪ドル建社債（グリーンボンド）』 の情報です。

この債券の特徴は大きく2つです。

1.)豪ドル建て

2.)グリーンボンド（社会貢献債）

まずは主要な条件から確認してみます。

債券名（発行体）：クレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンク 2018年6月20日満期 豪ドル建社債（グリーンボンド）

期間　　　 : 4年間

利率　　　 : 3.37%/年間

通貨　　　：豪ドル（AUD）（1リラ＝約95円 :6/26時点）

最低投資額：1,000豪ドル以上

利払日　　：毎年6/20・12/20

償還日　　：2018/6/20

格付　　　 : A(S&P)、A2(Moody’s)、A(Fitch)※無登録格付会社

特徴の1つ目の豪ドルについてです。

1.)豪ドル建て

来週（7/1）に、豪政策金利の発表が予定されています。

現行は最も低い2.5％で推移していて、今回も据え置き見通しです。ただ豪経済は堅調に推移しているので、今後の利上げ予想が期待されている通貨の1つです。

為替の推移がこちら。

＜AUD/JPY 5年為替チャート＞

特徴の2つ目です。

2.)グリーンボンド（社会貢献債）

「グリーンボンド」とは、環境に配慮した社会の実現を支援するための債券で、この資金調達によって『地球温暖化問題や環境保護などの分野で活躍する企業やプロジェクトへの投融資に利用される前提で発行』されます。

このような債券を『社会貢献債』と言いますが、日本の証券会社であれば大和証券や野村證券が少なくとも年2〜3回同様に、ワクチン債やグリーンボンドを販売しています。

豪ドルはブレ（ボラティリティ）が大きな通貨の1つですが、通貨分散の観点からはトルコリラ、ブラジルレアル、インドルピーなどの新興国通貨ではなく、このような先進国通貨の方が良いと思います。

投資期間と為替水準（通貨）、金利水準（＋格付け）などを考慮して、このような外貨建て債券やオフショアファンドで円資産以外の通貨分散を心がけた中長期的な資産運用を目指したいものですね。

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