マニュライフ・新グローバル配当株ファンド（毎月分配型）

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こんにちは、K2 Investment のマハラです。

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は各ネット証券から販売されているR&Iファンド大賞2014の外国株式の最優秀ファンド大賞に選ばれた『マニュライフ・新グローバル配当株ファンド（毎月分配型）』の情報です。

このファンドの大きな特徴は2つ。

1.)好水準の配当金、自社株買い、負債の削減を行うような株主還元をしている世界各国の様々な業種の企業（株式）への投資

2.)毎月決算型＋年4回のボーナス分配

まずファンドのパフォーマンス推移から確認してみます。

基準価額：10,928円（4/25時点）純資産額：約85億円　設定来分配金累計額：6,900円

毎月の分配金など出さずにオフショアファンドのように利益の全てを複利運用していれば、もっと良いパフォーマンスだと思うのですが・・・それでも他の日本の株式投信（ミューチャルファンド）と比較すれば良い運用が出来ています。

特徴の1つ目です。

1.)好水準の配当金、自社株買い、負債の削減を行うような株主還元をしている世界各国の様々な業種の企業（株式）への投資

簡単に言うと、世界中のあらゆる業種から株式配当利回りが高い銘柄へ投資をしているという事です。

具体的なポートフォリオがこちら。

公共事業や電気通信などの組入比率が高いので平均配当利回りが4.4％となっています。

（日本株でいう高配当銘柄）

国別構成がこちら。先進国主体となっています。

投資している91銘柄のうち、具体的な上位10銘柄がこちら

このファンドの運用成果としては相対的に良く運用開始が2010年からと4年間で、年間平均リターンとしては約15.5％程度となっています。

一方、世界株式のパフォーマンスはどのような推移だったのかを確認します。

各インデックスのパフォーマンス

（青色が1,600銘柄余の世界株式（先進国）、緑色が新興国株式、オレンジ色は8,400銘柄余の先進国と新興国の混合株式）

具体な数値がこちら。

厳密にこのファンド運用の同期間である4年間でのパフォーマンスではないのですが、上記5Yrの「MSCI World（18.94％）」と「ACWI IMI(19.14%)」とこのファンドのリターンを比較すると、結果としてはコストが安いインデックスへの投資と大差 がないように見て取れますね。

特徴の2つ目です。

2.)毎月決算型＋年4回のボーナス分配

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家の大半は、投資効率の悪い毎月分配型は必要ありません。

毎月の利益確定と勘違いする投資家もいますが、必ずしもそうではなく完全な複利運用ではないからです。まして、このファンドは四半期毎にボーナス分配も謳い文句としていますが、これも基準価額の上昇には必要ありません。（むしろ下落要因）

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