米ドル建(米ドルヘッジ)・豪ドル建(豪ドルヘッジ)国際・キャピタル 日本株式オープン(愛称:KCジャパン)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回が現在(2/6〜17)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から新規募集販売されている『米ドル建(米ドルヘッジ)・豪ドル建(豪ドルヘッジ)国際・キャピタル 日本株式オープン(愛称:KCジャパン)』の情報です。
このファンドの特徴は大きく2つです。
1.)日本株式への投資
2.)米ドルヘッジ・豪ドルヘッジの2つから選択可能
まず、それぞれを確認する前に、日経平均株価推移とTOPIXの推移を確認してみます。
<日経平均株価3年チャート>
<TOPIX3年チャート>
3年前から上記の2つ株式指数へ投資している投資家は皆儲かっていることになります。それだけ過去に売り込まれていた日本株式だからこそ、上昇しているということです。直近の上げ下げに一喜一憂している投資家(投機家)が多いですが、実際はほとんどの方が儲かっている(個別銘柄に関しては塩漬けになっているという方もいると思いますが)という事です。
ただ、2012年段階もしくは2013年の株価が低迷している頃には「まだ下がるから投資したくない。」というような声がほとんどでした。一方で今の上昇しきった局面において「まだ上がるかもしれない。」という主観で判断した結果、高値を掴むという方が多いのが事実です。
株式に関しては「上がる」か「下がる」かしかありません。バイ・アンド・ホールド(長期保有)という考え方もありますが、私が今まで出会ってきた投資家の中でそのような投資をされている方は、残念ながら少数派です。昨年56%程度も上昇した日本株式が、今後さらに日経平均株価16,000~18,000円を試していけるのかどうか、そう思う方はこのファンドへ投資されると思います。
また、かの有名なヘッジファンドマネージャーのジョージソロス氏が率いるヘッジファンド(オフショアファンド)は、アベノミクスに失望し、日本株式の持ち高を減らす動きに出ているというニュースも流れていますね。日本株式の売買動向を確認していると、海外投資家が動かしているのは間違いないので、海外勢の動向には注意が必要です。
さて、本題のこのファンドの特徴です。
1.)日本株式への投資
「アベノミクス」という3本の矢の政策(期待)によって、日本の株式は2013年には大幅な上昇を見せました。一重に下記のようなマネー供給によって1本目の「金融緩和」が効いているからです。
残る2本の矢は未だに効果的に放たれる様子がありません。むしろ、3本目の「成長戦略」に関しては逆行するような状況(ネットの薬品販売解禁についてなど)です。
また、2本目の「財政政策」に関しては、公共投資のバラマキ(東京五輪に向けてなど)があるので、もっと注力する必要がある日本の財政問題への解決策へのアプローチもありません。これらを踏まえた上、海外勢の「日本株売り」が行われているようです。
このファンドのモデルポートフォリオがこちら。
金融緩和策で恩恵を受けやすいセクターや銘柄群が組み込まれています。
2.)米ドルヘッジ・豪ドルヘッジの2つから選択可能
今後のオーストラリアの短期金利(=政策金利)と日本の短期金利差、同様に米ドルの金利差部分が為替プレミアムと為替コストです。ヘッジをしている分、為替変動のリスクを抑えた運用となっています。
為替以上にこのファンドの運用先である日本株式が上昇するかどうかでこのファンドのパフォーマンスが変わってきます。投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家も、個別銘柄で日本株式へ投資している投資家も、これ以上日本株式資産を増やすかどうか考えた上で投資判断をされる方がよさそうですね。
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