ダイワ・スイス高配当株ツインα(毎月分配型)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/10
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家への情報です。
今回は現在(12/2~17日まで)大和証券から新規募集販売されている『ダイワ・スイス高配当株ツインα(毎月分配型)』の情報です。
このファンドの特徴から確認します。大きく3つ。
1.) スイスの高配当株式への投資
2.)株式カバードコール戦略+通貨カバードコール戦略、毎月分配型
3.)最低投資額が300万円から
では、それぞれを確認します。
1.) スイスの高配当株式への投資
スイスの株式のファンドは日本の投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家にとっては非常に珍しいので、大和証券も思い切って投入してきたな!という印象を受けました。
スイスの代表的な株式指数は2つ。
日本でも知られている企業が沢山あります(というより、あ、スイスの企業だったんや!と初めて知る方もいるかも知れません)
スイスの株価は実は堅調に推移していて、欧州に属していながらも通貨はスイスフラン、永世中立国、経常黒字継続国、そして軍事力も上から数える程の規模が故の世界中のマネーの逃避先です。
このあたりは歴史を深く掘り下げる必要がありますが、スイスプライベートバンクの多くがなぜスイス(やリヒテンシュタイン)にあるのか、金融の歴史は実に繋がっていて、特にスイスプライベートバンクの歴史は古くは1800年代からあります。間違っても、各証券会社やメガ銀行が日本人用に提供しているプライベートババンキング業務とは、似て全く非ざるものですので要注意です。
さて、話を本題のこのファンドの特徴に戻します。
スイス高配当株式銘柄の株価推移
そしてこのファンドのポートフォリオに組み込まれている詳細がこちら。
銘柄数は少ないですが、配当利回りで3.8%あります。
2.)株式カバードコール戦略+通貨カバードコール戦略、毎月分配型
ここ数年で各証券会社が投入している「カバードコール戦略」です。
分かりやすくまとまっているので、下記を確認してみましょう。
さらに、
これらを組み合わせることで、このファンドが目指すリターンがこちら。
3.)最低投資額が300万円から
最低投資額を引き上げることによって、大きな資金での投資を促す狙いが見えます。
あくまでも株式資産で新規設定のファンドなので、現在運用されている他のカバードコール戦略のファンドがどのような基準価額の推移を見せているかを確認してみるが良いでしょう。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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