ダイワ・ツインボードⅡ北米株&米国ハイイールド債(限定追加型)-H&MAC-
公開日:
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最終更新日:2021/02/10
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こんにちは、K2 Investment アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしていきます。
今回の投資信託(ファンド)で資産運用ブログでは、現在大和証券から募集販売している「ダイワ・ツインボードⅡ北米株&米国ハイイールド債(限定追加型)-H&MAC-」についての情報です。
「ダイワ・ツインボードⅡ北米株&米国ハイイールド債(限定追加型)-H&MAC-」のポイントは大きく3つです。
1.) 米国株式先物、カナダ株式先物、メキシコ株式ETF、米国ハイイールド債券への為替ヘッジなしで投資(H&MAC戦略)。
2.) 一度でも基準価額12,000円に達すると安定運用後、繰上償還。
3.) 投資最低額が300万円から。
このファンドの資産配分を確認すると、こちらの通り。
まず先にH&MAC戦略がどのようなものかとお伝えすると、米ドル建てハイイールド債券への投資(H)と、Mexico株式(メキシコのM)、America株式(アメリカのA)、Canada株式(カナダのC)の頭文字を取っているようです。
そして、この資産配分についてです。このファンドの純資産総額への組入ポートフォリオ比率がこちら。
70% 米ドル建てハイイールド債券
15% メキシコ株価指数のETF
15% 米国株価指数先物(うち50%)とカナダ株価指数先物(うち35%)に投資する為の証拠金
最終的にハイイールド債券+株式部分の時価総額の合計がこのファンドの純資産総額の170%程度になるようです。そして、このファンドのシミュレーションがこちら。
水色チャート(ハイイールド債券)も青色チャート(MAC株式)も上昇率には差があるものの、ほとんど同じような値動きであると確認できます。赤色チャート(H&MAC戦略)も同様です。
ハイイールド資産自体は、株式資産との連動があるので基本的にリーマンショックやギリシャ危機などのリスクオフ時には、株式資産と同様に下落し易い資産です。つまり、ハイリスク・ハイリターンということになります。
そのハイリスク・ハイリターンな運用の中、値上がり益(20%)を達成した場合、まず安定運用に切り替えて繰り上げ償還になります。
大和証券のシミュレーション上では、最短6ヵ月(05年、06年、09年、12年)で12,000円の基準価額を超えたというようなシミュレーションです。
証券マンのベーシックなセールストークとして考えられるのは「米国は今後セール革命によって財政赤字も回復して米ドルが強くなっていきます。景気も良くなるでしょう。その恩恵を受けられるのが、米国への輸出が多いメキシコやカナダです。この2つの国も株価としては伸びていくと予想されます。短期的に20%上昇すれば繰り上げ償還されます。」というあたりでしょうか・・・。
このファンド自体は新規設定で過去のトラックレコードもありません。結局はハイリスク・ハイリターンな投資になるので、最低投資額300万円を短期的な20%リターン目標に掛けるのかどうかは悩みどころですね。
本来、投資信託(ファンド)で資産運用をする投資家は中長期的な観点で投資をする必要があります。またハイイールド資産のような上下のブレが大きい資産に関しては、海外積立投資の中で月々コツコツと積立投資したり、ハイイールドETFに投資するほうがリスクを抑えられると思います。
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